学部長ごあいさつ

栄養は人生を支えている

「栄養」、よく耳にし、口にする言葉です。栄養とはそもそも食物成分を体内に取り入れ、利用し生命を維持することです。適切な栄養状態は心身の発育・成長や健康の維持・増進に不可欠であり、栄養の過不足は健康状態に影響します。過剰栄養は肥満・糖尿病・虚血性心疾患などの生活習慣病の原因となり、低栄養は発育遅延や高齢社会で危惧される要介護の原因となります。また、妊娠期の低栄養が次の世代の健康状態に影響することも明らかにされています。さらに栄養は心にも喜びを与えてくれます。美味しい、心温まるものを食べる喜びは、何ものにも変え難いものです。コロナ禍にまさに必要とされていることかもしれません。栄養はまさしく人生を支えています。

栄養学部は「管理栄養学専攻」と「臨床検査学専攻」よりなり、「栄養学についての総合的な知識および技術を修得し、それを実社会において実践できる学士(栄養学)の育成を目指すとともに、優れた管理栄養士を養成することと、栄養学的な視点から健康の維持増進に貢献できる臨床検査技師および栄養教諭を養成すること(学則)」を教育研究上の目的としています。さらに総合大学である利点を生かして、保健医療分野の他学部・他大学と連携し、多職種連携教育(IPE)を単位化し実践的な教育を展開しています。

栄養学部は管理栄養士または栄養教諭、臨床検査技師の資格を活用し、保健・医療・福祉の分野での活躍を志している人達を待っています。栄養学は幅広い分野からなる総合的実践学問です。一緒に勉強し、研究しましょう。

神戸学院大学 栄養学部

学部長  南 久則

Dean  Hisanori Minami