Medical Technologies
臨床検査学専攻
医学の視点や臨床検査の知識を学ぶとともに、栄養学の観点から生活習慣病などについても学修。病態をしっかり理解し、的確に検査データを分析する力を身につけたチーム医療で活躍できる臨床検査技師を目指します。
Point.01
食事の影響を受ける検査項目があるからです。たとえば、中性脂肪値は食後30分ぐらいから上がりはじめ、4~6時間後にピークになるといわれています。
Point.02
食べ過ぎや運動不足などの生活習慣によって生じることが多い脂肪肝。腹部超音波検査で、肝臓に脂肪が沈着している様子を確認できます。健康な肝臓に比べ、脂肪肝は白く見えます。
Point.03
食中毒の原因となる、サルモネラ菌や鶏肉に付着しているカンピロバクター菌。臨床検査技師は、患者さんより採取された検査材料から原因菌を特定し、効果のある抗菌薬を調べます。
Certified Medical Technologists
臨床検査技師は、患者さんの生体試料から臨床検査データを正確かつ迅速に提示する役割を担っており、それをもとに治療方針が決定されます。その仕事は、血液や尿、細胞組織などを採取して検査を行う検体検査と、心電図や超音波など患者さんの体を直接調べる生理機能検査の2種類に分かれます。4年間の学びで、国家資格取得だけでなく、社会や患者さんのために貢献するという意欲や使命、チーム医療の現場で活躍できる力も培ってほしいと思います。
坊池 義浩 准教授 主な研究分野:免疫学
神戸学院大学栄養学部