News 2025.04.10
経営学部の石賀和義教授のゼミ生と栄養学部の中川輪央助教の指導する学生有志は、共同して取り組む「物価高に負けないぞ!学生栄養応援プロジェクト」(チーム名:新しい栄養のリーダーズfeaturing森茂樹先生)で、学生に対して実施した栄養素摂取状況調査に基づき、株式会社かね徳(本社・芦屋市、東村具德代表)と連携協力し、手軽に不足しやすい栄養素を補えるような創作珍味を使ったレシピを開発しました。レシピは、かね徳の公式サイトの特設ページ(こちら)で公開されています。
学生栄養素摂取状況調査は、本学の全10学部にわたり、学生約400人から幅広い有効回答が得られました。その結果、いくつかの栄養素が不足あるいは過剰のリスクがあることが分かり、不足の栄養素を補う商品やレシピの開発に取り組むことになりました。なお、同プロジェクトは、自由な発想による活動に対して人的・資金的な支援を行う「神戸学院大学 学生チャレンジプロジェクト」(詳細はこちら)にも採択され、助成を受けています。
新たに考案したレシピは、ほたるいかのチヂミ、とびっこいなり、キムチクラゲチャーハン、ほたるいかのキムチャンジャチャーハンの4種類です。
ほたるいかのチヂミは、不足しがちな鉄分を1枚分で3.8ミリグラムと、成人女性が1日に必要とされる量の4割以上を摂取することができ、軽食としても美味しく食べられます。
とびっこいなりは、行事やホームパーティーなどで、見た目も食感も楽しく味わえる一品です。
キムチクラゲチャーハンは、コリコリ食感がクセになる味わいの一品で、ほたるいかのキムチャンジャチャーハンは、濃厚なほたるいかのうまみにピリ辛ダレがマッチしたチャーハンです。
いずれも鉄分の多い食材を用いて、食物繊維の量も意識して考案された一品です。
石賀教授らは「創作珍味の持ち味を生かしながら、不足しやすい栄養素も補充できるレシピに仕上がっています。このレシピにより、学生にとって、味わいのある品々を通じて創作珍味が身近になるうえ、食生活も豊かになり、学生生活の支えとなることを期待しています」と話しています。
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かね徳のホームページでは新作レシピを紹介
アンケートを確認する学生
考案したレシピで料理を試作する学生
「ほたるいかのチヂミ」のレシピを紹介したページ
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神戸学院大学栄養学部