News 2022.11.10
栄養学部の伊藤智助教、現代社会学部の舩木伸江教授、社会連携部職員の前田緑さんが考案した防災学習教材「BOSAIカードX(クロス)」を使ったワークショップが10月23日、「第7回防災推進国民大会2022 in 兵庫(ぼうさいこくたい2022)」会場のIHDセンタービル(神戸市中央区)で開かれました。
本学と国土防災技術株式会社との共催のワークショップ「オリジナルカード教材で考えよう! 災害時の『ひなん』と『食の備え』」で、総合司会は中田敬司現代社会学部教授が務めました。前半は同社の「避難行動訓練EVAG」を使った災害時の避難を想定した机上のロールプレイイングとシミュレーションでした。
後半の「BOSAIカードX(クロス)」は食材などのカード72枚を使い、災害を想定した食料備蓄法「ローリングストック法」や調理器具に制限があってもポリ袋などで調理できる方法を学べる教材です。普及を目指して「出前授業」などで紹介活動をしています。
最初に伊藤助教が、「食材カードの中で家にある食材を選んでください」と呼びかけました。続いて、「選んだカードで何日分の食材がありますか?」「食材カードの裏に栄養素群が色別に書かれていますが、それぞれの色は何枚ありますか?」と尋ねました。最後に、「次にその食材を消費期限から、食べないといけない時期のものかどうかで2グループに分けてください」と再び呼びかけました。その上で、「栄養素で分けた3色食品群の食品がバランス良く摂れていますか」「緑色の食材が不足すると、疲れやすく風邪をひきやすくなります」などと、カードの配列を見て考えてほしいことを伝えました。
カードの詳細については「BOSAIカードX カードで学ぶ栄養×防災」(神戸学院大学出版会刊、税込み1980円)で紹介しています。
カードの活用法を説明する伊藤智助教
BOSAIカードXを使ったワークショップ
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神戸学院大学栄養学部