News 2024.07.10
栄養学部で教職課程を履修している学生4人が、7月3日、神戸市立太山寺小学校の2年生の児童を対象に食育授業を行いました。
地域へ「食」の大切さを伝える事業の一環として、毎年、太山寺小学校でサツマイモの定植や収穫、食育授業を実施しています。これらのプログラムを通して、子どもたちに野菜を育てることの楽しさや野菜に含まれる栄養について、食べものに対する感謝の気持ちなどを伝えています。
今回の授業テーマは「なつやさいはかせになろう」です。小学校の学習園で児童が育てている夏野菜を題材に、その特徴や働きを説明しました。
まず、ナスやキュウリ、トマトなどの夏野菜は、葉、根、実のどの部分を食べているかをクイズ形式で出題し、実の部分を食べる野菜であることを解説しました。その後、実際に野菜の断面を見せながら、実の中には種があることなどを紹介しました。
また、夏野菜には、体の熱を冷ます「ひんやりパワー」、皮膚のダメージを予防・軽減する「はだつやつやパワー」、免疫力を上げる「バリアパワー」、胃腸の環境を整える「おなかすっきりパワー」の四つの働きがあることを伝えました。
次週には小学校の給食で「夏野菜のカレー」が出ることも紹介し、夏野菜をたくさん食べて暑い夏を乗り切ろうと締めくくりました。
児童からは「これからやさいをいっぱい食べてすきになろうと思いました」や「ひんやりパワーがほしい。きらいなやさいもたべてみたい」などの感想があがりました。
次回は11月にサツマイモの収穫と食育授業を予定しています。
挨拶する学生たち
色々な夏野菜の断面を紹介しました
子どもたちも実際に触ってみます
夏野菜のパワーを伝えました
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神戸学院大学栄養学部