阪神百貨店、まねき食品がコラボして商品開発したおせちが完成し、お披露目会を開催しました

News 2024.09.04

栄養学部3年次生6人が企業とコラボして商品開発したおせち「万ぷく御節」が完成し、9月3日、ポートアイランド第1キャンパスでお披露目会を開催しました。

阪神百貨店、まねき食品と連携して2017年から毎年実施しており、今年で8回目の取り組みです。おせちの名称の「万ぷく御節」には「満腹」になって「万福」が訪れますようにとの願いを込めました。「彩り満点!!わくわくがぎゅっと詰まった満腹玉手箱」をテーマに、「玉手箱を開けた時のようなわくわくした気持ちや楽しさ」を表現しました。

お披露目会は開発にあたった学生の川人更紗さんが司会進行しました。まず中村恵学長があいさつし、「食べることは生きることです。生きるために食べよ、とは古くはアリストテレスの言葉だそうです。生きることが食べることの目的です。今年は満腹がテーマの一部になり、(この取り組みの)原点に回帰したとも言えます」と述べました。さらに、株式会社阪急阪神百貨店、まねき食品株式会社からのあいさつが続き、おせちを通じて伝統的な日本の食文化を守りたいとの思いを伝えてもらいました。

おせちの紹介は、指導にあたった内富蘭助教と担当した川人さん、中村幸那さん、川口文葉さん、岩井日香さん、菅野捺貴さん、羽田野桜子さんが行いました。事前に大学生を対象にアンケート調査し、食べやすくしてほしいおせち料理を調べ、アレンジしたレシピを考案し取り入れ取り入れました。

学生の説明によると、壱(一)の重は伝統を継承した定番料理の焼エビや黒豆など。「なます」は苦手な人でも食べやすくマンゴーの風味を加えるアレンジで酸味が和らぎ甘みがアップしました。弐(二)の重は学生のアイデアが詰まった華やかな洋風料理。ベーコンチーズドッグピザ味×ドライトマト赤ワイン煮はピックで一つにまとめたので食べやすくなっています。参(三)の重はおせちには珍しい中華料理や新しい味付けの料理。たたき牛蒡(ゴボウ)のからしマヨ和えは新しい試みの味付け。鳴門芋きんとんにグラニュー糖をまぶしてあぶったブリュレ風も本格スイーツのようで若い世代に好まれそうです。

新年の始まりを家族や友人と祝ってもらおうと、漢字で表現した十二支が参の重を駆け巡るデザインとし、ふたには、めでたい松竹梅の柄をあしらいました。

最後に南久則学部長があいさつし、「今年は、まねき食品さんの工場を見学させてもらい、デリバリーについても学ばせていただきました。学生は、いろいろなご協力があって商品が完成していることを知り、開発に生かしました」と述べました。

おせちは2万4801円(税込み)で阪神百貨店限定販売。販売予定数は280点です。阪神梅田本店での注文は9月24日から(インターネットでの注文は9月22日から)、あまがさき阪神、阪神・にしのみや各店での注文は同25日、阪神・御影は11月13日から順次受け付けます。阪神百貨店のオンライン注文はこちら

サンテレビ9月3日夕放送「NEWS×情報 キャッチ+」のニュース動画はこちらから視聴できます。

  • 開発した6人の学生

  • 完成した「万ぷく御節」

  • おせちの説明をする学生

  • おせちの説明をする学生

  • 完成したおせちの試食