News 2024.11.12
教職課程を履修している栄養学部の学生3人が、11月6日、神戸市立太山寺小学校の2年生の児童とともにサツマイモの収穫作業とサツマイモに関する食育授業を行いました。
地域へ「食」の大切さを伝える事業の一環として、毎年、太山寺小学校でサツマイモの定植や収穫、食育授業を実施しています。これらのプログラムを通して、子どもたちに食べ物に対する感謝の気持ちをもってもらうことを目的に、野菜を育てることの楽しさや野菜に含まれる栄養について学んでもらいました。
サツマイモの収穫作業は小学生に加え、神戸市立太山寺幼稚園の園児も参加しました。昨年は不作に終わったサツマイモですが、今年はすくすく成長し豊作となりました。5月の定植から成長を観察してきた児童たちは、学生の手を借りながら収穫作業を行いました。
その後、家庭科室に移動し食育授業を実施しました。今回の授業テーマは「さつまいもはかせになろう」です。児童たちが育ててきたサツマイモを題材に、その特徴や働きについて説明しました。
まず、サツマイモがとれる季節や植物のどの部分を食べているのかをクイズ形式で出題し、サツマイモは体の調子を整え、エネルギーになる働きがあると説明しました。次に、サツマイモを使った料理を児童に発表してもらい、サツマイモ料理はすべて加熱が必要であることを伝えました。実際に生のサツマイモと焼き芋を観察し、触った感触やにおいの違いを体験しました。最後に焼き芋に加え、学生が調理したきんとんとスイートポテトを試食し授業を終えました。
児童からは「大きなサツマイモがたくさんとれてうれしかった」「サツマイモ料理を家でもいっぱい作りたい」などの感想があがりました。
食育授業を行った松澤さん(4年次生)は、「大きなサツマイモがたくさん収穫できて安心した。当初は授業だけの予定でしたが、小学校の協力もあり試食も行うことができた。子どもたちも楽しそうな雰囲気で授業を受けてくれてよかった」と話しました。
参加した栄養学部の学生
授業ではサツマイモの特徴や働きを伝える
たくさんのサツマイモを収穫
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神戸学院大学栄養学部